花屋が教えるポインセチアの育て方
クリスマスの定番といえばポインセチア!
この時期になるととっても人気なんですよね
でも育て方を知ってる人って意外と少ない!
なので簡単に説明しちゃいます!
ポインセチアは寒さに弱い
ポインセチアはとっても繊細なんです
冬のお花なのに寒さにとっても弱いんです
中には寒さに強く品種改良されたものもありますが、そうでない限り室外では枯れやすいです
お客様の多くも寒さで枯らしていました
温度が下がりすぎるとお水をあげてもお水を吸収しないでふにゃふにゃになってしまうんです
なのでお部屋の暖かいところに置くのが良いです
1日のうち1番長く過ごす部屋に置いてもらえるとそうそう寒さで枯れることは少ないです
玄関では寒すぎます、ドアを開けたり閉めたりする時に冷たい風が入ってきてそれにあたることで一気に冷えてしまうんです
なのでなるべく暖かいところで!
しかし、暖房が直接当たるような場所は急激に乾燥してしまうため避けてください
水は土の表面が乾いたらたっぷりと
毎日水やる方が居ますが要らない場合が多いです
やりすぎれば根腐れを起こしてしまいます
また受け皿に溜まるのもやめてる方が良いです
溜めて長時間置くとこれも根腐れの原因になります
なので土の表面が乾いたらたっぷりと鉢底から流れ出るくらいあげてください
暖かいお昼にお日様に当てて外でたっぷりあげると元気になりますよ!
水がぽたぽた落ちてこなくなったら室内に取り込んで暖かいところでまた鑑賞しましょう
ポインセチアはふにゃっとした雰囲気のものもあるので水が欲しいのかな?と思いがちですが土が濡れていればあげなくて大丈夫です
土が濡れていてもカラカラになっている場合は根っこに問題がある時が多いので数日間様子を見て治らないようならば枯れてしまってる可能性が高いです
ワンシーズンものと思って買う
ポインセチアを冬越しさせて来年も咲かせたいという方が多いですが、来年は新たに買う方が良いです
理由は2つあります
- 冬越しは難しいこと
- 短日処理をしないと赤くならない
ポインセチアはさっきも書いた通り寒さに極端に弱いです、なので気温がぐっと下がってしまうと枯れる場合が多いのです
どうしてもしたい場合は発泡スチロールに入れてタオルで包むなどの寒さ対策が必要です
しかし、明るさもある程度は必要なので暖かい窓際なので光に当てる必要があります
これでも越せる確率は50%程ですし、買う方が綺麗で楽なのでそちらをおすすめします
2つ目の短日処理というのは、ポインセチアを赤くするための処理のことです
ポインセチアは普通に育てていても赤くはなりません、部分的に赤くはなっても買った時のように赤くはならないです
なので1日に当たる光の量を調整して赤くします
これも毎日なので根気のいる作業になります、花屋さんで聞いてもやり方を知っている方は少ないんじゃないでしょうか?
この2つの理由でワンシーズンものと割り切って買うのをおすすめします!
毎年買う方が綺麗ですしね♡
今からのシーズンお部屋に1つあればクリスマス気分を味わえるのでぜひ飾ってみて下さい!